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再会。

金曜日だが、仕事は休みとし、ちょっと遠出している。 この件に関してはきちんと綴っておくべきな気がするので、今日はきちんと日記を書こうと思う*1

彼はかつて弊に海外からインターン生として弊部署に来ていた学生だった。当時は彼は博士課程の学生で、インターン時は寮に滞在することになっており、僕もその寮に当時住んでいたので、生活面のサポートとか、あとは普通に仕事で技術面の議論は僕がしていたような気がする。同期を交えてお昼を食べたり、日本のビールが好きらしいのでたまに飲みに行ったり、あとは週末小旅行に付き合ってみたり、まぁ仲良くやっていた気がする。インターン後彼は帰国し、Ph.Dをとり、その国で就職した*2

それからだ。僕のTOEICの点数が異常に上がった。リスニングのスコアがかなり上がったのだ。元が低かったので自慢できるほどではないが、でもまぁ、人に見せられるスコアとなった。それ自体は大したことではないのだが、時を同じくして『こいつは英語圏の人間をぶつけてもうまくやっていけるアレだ』というフラグが立った。

まぁそれから紆余曲折があり、なぜか僕は、彼がPh.Dをとり就職した、あの国に住むことになった。大きな国だ、同じ国といえど決して近くはない。ただ、僕がこっちに来たあと、せっかくだからと観光ついでに会いに来てくれた。これがもう2年以上前の話だ。来てくれたんだからこっちも絶対に行こうと思っていた。仕事の都合上、そのうち行くことがある地域だろうと思っていたのだが、なかなかそういうタイミングがなく*3、いよいよ戻ることになってしまった。慌てて旅程を立てた、そういうこともある。

今日は移動だけというノリだったのだが、『もうこっち到着してるんだったら一杯ひっかけようぜ』という連絡があり、一緒に飲みに行くことにした。全然彼は変わっていなかった。彼曰く僕は少し変わったように見えるとのことだったが、たぶん眼鏡をしていたからじゃないかと思う。

明日もどうせ会うのだけれど、まぁ会ってお互いしょうもない話をした。彼がインターンしていた頃の職場の人たちが今何をしているかとか、そのあとの話だとか、2年前再会したときの話だとかまぁ色々。ちょっとびっくりしたのは今日が彼にとって現職における最終勤務日で、近々僕の住んでるところから車で4時間位*4のとこに引っ越す予定だという話だった。僕がここを去る次の日に引っ越してくるとのことで『タイミング悪いねー』なんて話をした。しかし転職まで先を越されてしまったかー。

転職先は『おっ最近最高にイケイケな感じのアレじゃないですか!』という感じのアレで、良い感じに転職を決めたのかなぁと思っていたのだけれど、現職に不満が出てきて、転職活動を始めてみたもののなかなかうまくいかず、ほとんど諦めていたところで某からオファーが来て・・・となかなか大変な感じだったようだ。もともと妙に業界*5が近いところで働いているので、我々の考え方に理解があるマネージャのほうが少ないよね、という話だったり、もし合わなかったら、僕らがほかのところに行くしかないんだよね、みたいな話をした。まぁそういうネガティブな側面もあるけれど、そもそも彼はいろんなところで、いろんな仕事をしてみたいと昔から言っていたし、そういう意味で割と最高の選択が出来たんじゃないかと祝福することにした。でもまぁ実際良い選択だなぁと思う。

話は変わって、『こちらでやり残したことはないの?』という厳しい質問があった。なんてことはない質問かもしれないのだけれど、外的な要因で色々なところを転々とし、また自分で選択した道であってもきちんと完遂らしい完遂をしたことがない僕にとって、やり残しなどは日常茶飯事であり、そんなものを意識することなんてほとんどない。控えめにいってこのスタンス最悪だと思うからどうにかしたいんだけれど。でもまぁ僕も大人なので、『少なくとも、もし僕がもう一度あの地域に住みたいと思ったら、たぶんそれを自分で実現することがもう出来ると思う。ここでやり残したこと、やりたいことが出来たら自分の力でまたここに来るよ。』などとなんか尤もらしい模範解答を答えた。『次来るときはSingleじゃないかも(Singleだからこそ出来ることもあるのでは?????という煽り)』などといった煽りを受けたが、まぁもしまたここに戻ってきたとして、Singleなんじゃないかな。

日記をつけててふと思ったけど、こうやって彼をあって話すことがまさにこっちでやり残したことで、今それをやっているんだなぁという気持ちになった。実際のところ、たぶんやりたいことがないわけじゃないはずなんだよね。優先順位の高いやりたくないことがいっぱいあって見えなくなってる、そんな気もする。

*1:???

*2:さらに結婚し、最近子供が生まれた。

*3:同じ州まで到達したことはあったが、それでもずいぶん距離があった。この国はでかすぎる。

*4:これは我々の感覚では全然近い。

*5:非I情報系