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仕事がつらい話。

日記20日も空いてた。

前置き

根性論を推すわけではないが、プロジェクトに対する熱意というのは非常に重要だということが良く良くわかってきた。その点で去年までのボス(以降前ボス)は偉大であった。『熱意をもってやる、人を動かす、時には自分も動く』そういうのはきちんとできていた。全員が熱意を持つ組織はむつかしいと思うが、プロジェクトを引っ張っていくところにはそういう人を配置すべきなのだろう。その点、今のチームは最悪である。

『熱意ある担当者が他の業務異動になる』

遠い昔読んだ本に、プロジェクトが破たんするケースの一つとして紹介されていた。我々の現状は教科書通りのテンプレというわけである。おまけに他のメンバもほとんどが入れ替わった。もう立て直すのを諦めた方が良いのではないかとすら思う。入れ替わらなかったのは僕と協力してくれる別の組織の方二人だけ。弊組織主導の仕事だから当然、僕が実質チームリーダになってしまうわけだ。

上司が増えた話

前ボスは後任への引継ぎはイマイチだった。というか選択肢なんてあるようで無い物だったので、これはどうしようもないのだけれど。

各種ステークホルダーに対して僕自身のみで対応するのは大変だろうと、マネージャを立てていった。もちろん彼らも新メンバーだ。彼らは独立で動けず、結局僕との間のプロキシにしかならない。資料提供を求められたとき、僕が探すしかないのだ。

彼らは片手間で頼まれマネージャをやってるだけなので、資料の場所などは覚えない。ステークホルダへの問い合わせの実働は結局僕になる。それだけならまだいいが、マネージャ各位はCheckだけはよくやってくる。つまり些細な事でつっつかれる量が増えた。

新メンバ

新メンバ、まず無事に着陸させるだけでも大変なのだけれど、唐突に別プロジェクトに投入される人間なんてのは基本的にあんまり仕事をしてくれない人だ。敏腕人転がしマンはつよつよ人材を連れてくることもあるけれど、大体そういう人はほかの仕事も抱えてこちらにやってくる。

どちらも仕事を振るのは大変だ。前者は出来る仕事が限られてるし、後者はもちろん仕事を振りづらい。どちらも当然『なぜ自分に振るのか』が求められる。そりゃ僕が仕事したくないからなんだけれど。

以前、デザイン思考的な、ワークショップのファシリテーションをデザイナ様に頼もうとしたら、別にデザイナだからってそういうのが得意なわけじゃないですと断られた。これはもちろんその通りだと思うんだけど、別に僕もそういうのの専門家じゃないし、得意じゃない(結局僕がやった)。

概念検証に向けたプロトの話

企画屋なのでコンセプトを立ち上げ、プロトをつくって検証をする。たとえば想定ユーザに触ってもらったりするわけだけれど、現状は新コロのおかげでそういう機会はかなり後回しになりそうだ。

なんでこんな話をするかというと、うちのチームでプロト開発できるコードが書けるのは僕だけなのだ。これまで作ってきたやつの改善点は色々指摘されていて、そこを反映する作業が1ミリもできていない。次の検証が始まるフェーズが怖いのだ。今の仕事に加えて、改修をしようという話になると、誰も手伝ってくれないのだ。

技術を軽視した組織の代償だと思っていて、技術開発が日常事でないのだ。ソフトウェア開発なんて外注しちゃえば良いと気軽にいう人間がそのほとんどを占めていて、その結果中途半端なモノを作って中途半端に検証することになっているのだ。内製化の流れをどうにか作ろうとしてきたけれど、味方はみんないなくなってしまった。

これからの話

何かしら労をしなきゃいけない世の中なので、〇ぬまでのお金に見込みが見えてくるまでは、何かはやっていこうと思っていて、以前はでーたさいえんてぃすと紛いなことをしつつ、最近は(ソフトウェア開発における)プロマネっぽいことに関心も持てて、知識もそれなりにつけてきた。多少実践の機会があった。

プロマネに関心が持ててきたところでチームを任されるというのは聞こえは良いんだけど、開発者が1人もいないプロジェクトのマネジメントには1ミリも関心はない。ただただ雑用に忙殺されている。

前ボスから、『専門性を活かせる場、ロールモデルをどうにか見つけられるといいね』と言われ続けたけど、ここではやっぱり無理そう。学生やってる間に何で食ってくかと、逃げ先を考えておかなきゃいけない。

まとめ

とりあえず弊プロジェクトは今年度で凍結させよう。それまで我慢しつつ、何とか自分の負荷を減らしたい。新コロがあったし、いくらでもうまくいかなかった言い訳の理由はつけられるだろう。前ボスは本当に僕に良くしてくれたけど、この仕事は引き継げない。僕には荷が重い。