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研とウィスキーと馬。

木曜、雑な労をいくつか潰したり、研のミーティングがあったりした。まぁぼちぼちという感じ。他の研究者仲間とつるんだりもしていこうという提案を受けたので、まぁ確かにそうだなと思ったのでそういう感じのこともしていく方向になった。社内にそれがないのだから、社外に味方や場所を作るのは大事なことである。念のため「弊とその他の人々の社とって仲悪くない?大丈夫?」みたいな妙な質問をボスからされた。僕は「知り合いが弊からそこに転職してるし大丈夫じゃないですかね」と答えたけれど、言っていて何が大丈夫なのかよくわからない気もした。もしかしてそれは容易に喧嘩の原因になる可能性のあるやつでは?

労のあとは知り合いと飯的なアレだった。地方の田舎で労働している知り合いが出張で近くまで来ていたので、そういう感じになった。知り合い氏、1件目でまだ胃に何も入れてないのに昔の行きつけのバーに行くなどと言い出すからびっくりしたが、普通に飯も食えるバーでおいしくいただけた。そういうのもあるのか。あとウィスキーを色々嗜んだ。

明日も労ということで早めの解散、帰路についた。家の近くまで来ると、近所の飲み屋の前あたりに人影が見えた。「これは営業圧の強い店長に呼び込まれてしまうヤツ」といつもなら遠回りしてしまうところだが、今日はお馬さんと日本酒のフレンズになってもいい気がしたのでまっすぐ進んでみた。

近くまで来てみると、人影はお店よりはよっぽど位置的に前方だったし、妙に明るい色のジャケットを着ていて、よく見かける店長の服装ではなかった。「なんだ今日は呼び込みやってないのかまっすぐ帰ろう」と思った瞬間その明るい色のジャケットマンに話しかけられた。店長だった。改めて僕は人の顔を見ないのだなぁと思った。

というわけで一人で近所で2件目というやつである。聞けば、新コロでドタキャンが相次ぎ、売り上げが厳しいとか。まぁそういうことならということで少し飲むなどした。それとなく別の店員さんに遅い時間に通りかかったら罵声が聞こえたことを伝えた。夜中の近所に平穏が訪れますように。