rkgkpyrk

^q^

そういうこともある。

例えば「好きな食べ物は何か」、クエリに対応する適切な要素を膨大な候補群から取り出すタスク、こういうのは機械の方が得意なように思える。 「寿司は好き?」と聞かれたら割と楽に「好き」と答えられる。いわゆる横断的な分析・検索を要するものを脳内でやるのは難しいということかな、とふと思う。

今日は遅めのお昼に近所のハンバーガー屋さんに行った。ここのハンバーガーは大好きだけれど、某チェーンのハンバーガーは最後にいつ食べたか覚えていない。別に嫌いではないが、好きな食べ物かといわれるとそうでもなさそうだ。 好きな食べ物として、一般名称である「ハンバーガー」と答えるのはちょっとだけ悩ましい気がする。では近所のハンバーガー屋さんに限ってしまうのか、もうちょい一般的な表現で好きなハンバーガーを表せないだろうか。 僕は特にマッシュルームが入っているハンバーガーが好きだけれど、それは必要条件ではなさそうだ。色々悩んだけどちゃんとパティが美味しい、いい感じに肉って感じのヤツが好きな気がする(ひどい表現だ)。

同じ食べ物をとっても表現の粒度が様々、では何を以て最適な粒度とするかという話になるのだけれど、これは所詮会話の中の1クエリでしかないので、次の会話に上手につながるものを臨機応変に選べば良さそうだ。 頭悪そうなキャラを演じたければ「いい感じに肉って感じのヤツ」みたいな回答をすると、案外それなりに共感は得られそうだし、近所のハンバーガー屋のハンバーガーが好きと言えば「今度行こう」と出会い厨になれる(????)。 無事故で終端記号に到達することが会話の目的になってしまっている我々コミュ障には到達し得ない境地、発想である。

話を戻して、「好きな食べ物は何か」なんてクエリ、小さい頃などは「マグロ」と即答していた。今でもマグロはもちろん好きだが、刺身の中ではまぁ普通位な気がしている。たぶん当時は食べ物としてだけでなく、マグロという概念が好きだったような気がしている。マグロのぬいぐるみがお気に入りであったようだし、今でもそのぬいぐるみは実家の自室でルータを見守ってくれている。

さて、昔は簡単に答えられたのに何で答えられなくなったのかといえば、普通に考えれば知識が増え、すなわち比較する食べ物が増えたということもあるのだと思うのだけれど、別に誰もそんな厳密性を求めているわけでもないし、どうやらみんな回答に悩まないらしい。

まぁつまりアレなのだ。小さい頃に比べ、そんな質問に答える機会が壊滅的に減っただけ。よく来るクエリには高速に応答できるようにチューニングされるものだ。

長々と自分語りをしてみたものの、結局は僕が社会と距離を置いているコミュ障だというそれだけの話、めでたしめでたし。

今日は引きこもってandroidアプリ本を読破し、少し書きたいアプリを実現するために足りない要素を調べつつぽりぽりコードを書くやつをやった。まだ全然だが、何とか実現できそうな気がしてきた。気のせいかもしれない。 この調子でやっていきたいところだが、明日は冬コミ向けのヤツとか、あと論文読みをやっていきたい。いくらでもひきこもってられるのにどうして連休はこんなに短いのか。