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かおすもんきー。

月曜日、意識を高い高いしてツールの話でもしてみよう。Chaos Monkeyというツールがある。Netflixが(たぶん)開発し、オープンソースで公開したツールだ。Netflixといえばdeath starとかよばれる最高のアーキテクチャを構築しており、こんな異常性の高いアレのメンテをトップダウン人海戦術などでやると死者が出てしまう。

こんな激ヤバアーキテクチャがまともに運用されてるのがなんのお陰か、実際のところ僕は知らないが、もしChaos Monkeyを長年活用しているからだったら面白いなぁとは思う。こいつはいたって単純なツールで、無作為にクラウド上のインスタンスを落とす。突発的にインスタンスがダウンする可能性があるから開発者各位、ボトムアップロバスト性を担保しにいくのだ。ちょっと少しのインスタンスが死んだって、動くシステムでなければならない。

前置きが長かった。まぁなんというかChaos Monkeyにやられた。ボスが急遽長い夏休みに突入してしまった。来週はちょっとしたマイルストンがあるので、そこまでに何かしらやらなければという感じだった。僕などは下々の者なので、年上パーソンに頼ろうなどと相談してみたら、時間を無駄にした。

いやまぁそうだよねぇという感じ。弊プロジェクト、ボス氏が引っ張ってる感があるから、そこが抜けると急に脆弱になる感じがある。大体プロジェクト引っ張り系人材などというのはかなり貴重で、専門分野を奪われ、雑務と数字遊びKPIが降り注ぎ、実現性のないファンタジーを綴る業務を主とする弊において、そんな人材が急に消えたら残りはお察しだ。しかしまぁ、少ないとはいえどうして一定数そういう人間が残るのか、それはそれで不思議なことで、僕はその生成過程が未だ理解できていない。

しかしまぁ、冷静になってみると年上パーソンに頼ろうと相談するなどなかなかコミュ力がついたなぁという気もする。僕は元来相談するコミュ力がないので、割と何とか自己解決するタイプのアレなのだった(それが成長の阻害要因であるようにも感じるけれど)。初めから自己解決すればよかったのだ。年上パーソンと変に立ち話をして話がそれまくって2時間浪費する必要なんてなかった。『とりあえず気軽にまずは打ち合わせを』なんてのは嘘だ、明確に自分の企みがない打ち合わせはただの虚無、せめて収束の方向性位は押さえておかないと。冷静になってみれば頼る人がいないというのは良いことだ。自分にできる限りのことをすればいいし、何より打ち合わせをしなくてよい。