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ふらふら

今日は午前休みをとり、リズと青い鳥を見に行った。

 

大変遺憾なことに僕の響け! ユーフォニアムの履修状況は芳しくないのだが、ネット上(主にツイ)の評判がずいぶんポジティブで、その上にあまりにも情報量がなかったため自分の目で確かめねばなるまいということになった。まずこの表現が驕りであり誤りで、結果から言うと目の他に耳も必要だった。これまでのシリーズでどうだったか僕はわからないが、耳も幸せになるタイプの作品だった。

 

冒頭から良かった。その仕草から、二人のやり取りから、足音の違いから、ただの日常的な風景だけれど、学習不足な僕に対して過不足なくその主人公格であろう二人の情報が入ってくる。「足音とか変に通ぶった指摘をしやがって批評オタクか???」みたいなことを思うかもしれないけれど、むしろあれは足音に意識が向くように狙った軽快な出だしの演出となっていて、「あーめっちゃ動線に乗せられてるなぁ」という感じで結局最後まで淡々といって心地よかった。あとは情報の小出し具合が絶妙で、絶妙だった。きれいな構造だったと思う(小並感)。

 

フルートの演奏があり、あるシーンのフルートの音に明らかに女性の吐息成分が多めに混じっており、「うわーえっちな音だ!!(無限に聴いていたい)(小並感)」と大事なとこなのに一瞬変なとこにとんだ。ただアレは大事なシーンだったこともあり、逆に取り乱している表現としての吐息成分マシマシだった可能性もあり、そういう表現技法で結局僕はそれにのせられただけなのかなぁという感もある。あとフルートって唇と楽器が非接触だから普通にマイクで録音したら吐息成分ガンガン入りそうだなあという意図しない学びもあった。あ、僕はオーボエの後輩ちゃんがすきです!(?????

 

青い鳥といえば「幸せを呼ぶ」象徴だったはずが近年では「魑魅魍魎の巣窟」という印象が強く、深刻なミーム汚染が課題となっていたが、久々に従来の定義を感じさせてくれた作品だった。

 

最高の鑑賞のあとは失意の出社。まぁ普通に仕事をした。帰宅後はBlenderをやろうとしたが完全に体力がだめでだめになった、悲しい…

 

一旦意識を失い(僕のスマートウォッチはスマートなので僕は一時間ちょっと寝ていて、その質は結構良かったと教えてくれた)だいぶ元気になってきたがBlenderに集中する時間はないのでジムでチャリ的なやつを漕ぎながらこれを書いている。