月曜日、だけど僕の休みはもうちょっとだけ続くんじゃ。
今日から旅行、人と暮らすのは一週間が限界なので、息抜きに数日家を出るというアレをやった。今年は航空会社のポイント的なアレを貯めたいとかいろいろな動機が重なり、2014年の冬あたりから行きたかった某湖@北海道に行くことになったというわけだ。何で行きたかったかといえば、2014年の秋から冬にかけてそのあたりを舞台にしたアニメが放送されたからで、なぜ今まで行けなかったかといえば2015年の春から僕は日本にいなかったからだ*1。あとは、バイクに久々に乗りたい気持ちがあったので*2、どうせ一人だしレンタルバイクにしようと決めていた。
羽田から新千歳へ、そしてJR+徒歩で指定されたレンタルバイク屋に行った。ちょっと辺鄙なところにあるなぁと思ったが、バイク乗りは不遇なので、大体レンタルバイクというのは微妙に不便なところにある。つまりいつものことなのだ。実際到着してみたところ、『ここにはかつてレンタルバイク屋さんが入っていた』などといういにしえ*3の情報が得られた。さすがに困惑して問い合わせてみたら、向こうの不手際であり、迎えに来てくれることになった。バイクはいつも不遇なので不況であそこから撤退したのかと思ったら、むしろより便利な位置に移ったとのことらしい。今は他の会社の建物にテナントとして入っているが、来年度は自社専用の建屋ができるとか。バイクなのに虐げられてない!!すごい!!!!*4
諸々のディレイと、あとなぜか説明が妙に長引いて結局3時頃にバイクを借りて出発、某湖地方に向かった。涼しいし、完全にストレスフリーな感じ。すれ違う同業者*5は手を挙げて挨拶をしてくれる。そして僕も手を挙げて返す。なんだかよくわからないけどだんだん感覚が戻ってきてめちゃめちゃ楽しくなってくる。完全に最高だった。あとひまわりなんて百億年ぶりに見た。
某湖までの距離は100km弱で、殆ど山道で信号機などもなく、2時間弱で到着、つまり5時だった。とりあえずチェックインをして、サクッと行けそうなものを行きたいものリストから探し、湖に来たのに山のほうを攻めることにした。バイクで行けるところまで行くと、某湖と街を一望できる展望台と、謎の遊歩道という究極の2択があった。確かに一望できるアレは魅力的に感じられたが、そもそもここまで登ってきた理由が後者だったので、後者に行った。後者の途中にもいくつか展望スペースがあり、それはまったくもって大したことがなかったのだが、完全に最高な徒歩体験だった。この辺りは2000年の有珠山噴火で大きく地形が変わったところなのだ。
もはや役目を失った電柱やら止まれのアレ。
たぶんトンネルだったのであろうアレ。
幼稚園。
たぶん幼稚園見てこんなに興奮したのは初めてですね*6。しゅごい・・・。
6時に閉門と言われめっちゃ急いだ。結構坂道きつかったんだけれど、近くに住んでるっぽいおばちゃん曰く、ここはもともと下り坂だったんだけど、噴火でこんなに地形が変わってしまったんだとか。避難して帰ってきたら水が止まってて大変だったんだよーなんて話を聞いた。これは後で調べたことなんだけれど、この噴火は事前に予測され、住民は全員事前に避難できていたらしい。科学の力ってすげー。
あと、全然人がいなかったんだけれど、管理人っぽいおじさん曰く、先週なんかはかなり混んでたとのこと。時期をずらして正解だよって言われた。とはいえ人いなさすぎだろうと思ったけど、まぁそもそも日程をずらしたとはいえ、ここまで閉門に近い時間に来る人もいないのかもしれない。
その後ホテルに戻りバイクを止め、少し街を散策をした。コンビニでコンタクトの駅を調達したり、なぜかこの周辺のアニメイトと界隈では呼ばれるお土産屋さんにいったりした。
2000円以上関連商品購入でかつてもらえたというポスター*7。今はもう在庫がなくて配ってないとのこと。もし在庫があったらまだ続いてたのかよ、それはそれですごい。天体メソグッズはまだ取り扱っていて、ダメなオタクなので記念にクリアファイルセットを買った。はーノエル氏かわいい・・・。
店員さんに聞いた話だと、最近は台湾あたりの方々がよく来るとか。『きょうび天体のメソッドで????』と思ったら銀魂らしい。どうやら登場人物の木刀がここ由来らしい。へーーーーーー。おかげで木刀めっちゃ売れてるらしい。へーーーーーーーー。
その後は食事をとり、温泉につかり、夜はせっかく湖のそばのホテルだったので外で一人涼んだりしていた。なんかよくわからないが異様に幸せな感じだった。その後花火があった。花火がやってる日に来れたなんて運が良いなぁなんて思ったのだが、どうやら4月から10月までほぼ毎日やってるらしい。去年一昨年はなぜか某国で花火を見たので、久々の日本での花火というのも良い。なんか幸せな感じだった。
そんなに人がいっぱいいないのも良かった。そういえば花火は湖から船で打ち上げているとのことだけれど、花火鑑賞用の船も毎日運航してるらしい。僕の望遠カメラで華麗にとってやろうと思ったけれど無理だった。暗いからシャッター時間が長くなってしまうし、そもそも動く被写体は無理すぎた。
花火鑑賞用の船もそうだけれど、花火をほぼ毎日やってるだけあり、周辺のサービスも充実している。メッセージを打ち上げる的なサービスも3万円からとのことだった。一世一代のアレとかに使うには費用対効果よさそう。僕はそういう公衆のアレでは絶対やらんし、そもそもやる相手もいないのだけれど。
そういえば今日一番ショックだったのは、GPSの位置情報と連動して、写真用のフレーム画像が解禁されるAndroid向け神アプリ、そらメソカメラが僕の端末でまともに動かなかったこと。アプリの最新版が2015年らしいし、僕の端末じゃまぁダメですよねーという感じ。やっぱ聖地巡礼、早めにやるのが良いっぽい。