今日は特に目立ったことがなかったので、買ったモノについて書く*1。
あらまし
PresonusのStudioLive AR8 USBを買った。パッと見普通のミキサーだが、オーディオI/Fの機能がついている。 つまりPCとこいつをUSBでつなげ、こいつとスピーカーをオーディオケーブルでつなげばPCからの音が鳴る*2。 長いことRolandのSonicCellをオーディオI/Fとして使っていたが、最近は安定動作させるのに以前にも増して高いレイテンシを要求している感じがあり、試しに別のオーディオI/Fを使ってみたいなぁという気持ちがあった。 本当は別のやつを買おうと思っていたのだが、この記事とかを読んでいたらあまりに便利そうでポチってしまった。
以前の環境と今の環境
以前の環境は、前述のとおりRoland SonicCellをオーディオI/Fとして使い、出力をスピーカーに、入力にBEHRINGER XENYX 502(ミキサー)を接続、このミキサーにマイク(skype用)、キーボード(シンセ的な意味の方)の出力、あとはエレキギターなどを差して使っていた。
StudioLive AR8 USBを買ったので、SonicCellもXENYXも取っ払ってつながっていたもの全部StudioLive AR8 USBにつなげた。
導入したことによるメリット
まだ数十分しか使ってないんだけどそれでも感じられたメリットを並べていく。
PCを落としていてもスピーカーが鳴らせる
そもそも単体のミキサーとして機能し、スピーカーもここに差してあるので、PCの電源を切っていても音が出せる。もう少し具体的な例を挙げるとPCの電源を入れなくても、キーボードの音が鳴らせる*3。
出力の音量調整がしやすい
今まで使ってたミキサー(XENYX)は入力に対する音量調節のノブしかなかったけれど*4、StudioLIVEは入出力両方にかかわってくるので、当然出力の音量調節ノブなどがついている。Sonic cellの音量調節ノブは小さいし、スピーカーは双方独立に音量調節をしなければいけなかったので、買う前はあまり気にしてなかったのだけれど、随分良くなった。スピーカーとヘッドホンで独立に音量調節できるようになったのも良い。
bluetoothで音楽再生が出来る
うちで一番良いスピーカーはPC用のスピーカーなので、色々な用途に使いたい欲求がある。AR8はbluetoothに対応しているため、ipod touchの音を飛ばしたりもできる。もちろん前述のとおりPCの電源は入ってなくて良い。
その他
DAWで遊んでないのでまだレイテンシとかそのあたりは未確認。地味に複数トラック同時にバラ録できるのは強力なのだけれど*5、複数パート一緒に録音するなんて僕は今まで一度もやったことがない、ぼっちだからね!
エレキギターをケーブルの出力とマイクで同時録りなんてのはよくやられるみたいだけれど、あれは両方モノラルだからステレオのインプット1つ、つまり以前の環境でも出来てしまう、完全に余談だけれど。
導入時につまずいたこととか
ユーザ登録してシリアルも入れて、Universal Controlをダウンロード、インストールして再起動したらセットアップは終了*6。
セットアップを終え、Windows Media Playerあたりで早速・・・と思ったら音が鳴らなくて焦った。
新しい製品だし、日本語の情報はまだまだ少ない。
PCからの音はST 7/8の入力*7として扱われるらしく、他のトラック(1、2、3/4、5/6とか)のPFLやAFL(MONノブの上)がONになってたりすると鳴らない。あとはUSB/SD Card Returnのボタンがあり、こちらはONの状態*8にしておくこと。つまりはPCで使ってるときにSDカードを使うことはあまり想定してないってことなのだろうけれど、まぁPCと繋げてるならそっちで再生も録音もするし、そりゃそうか。
あと思ったよりデカかった。案外分厚さもある。
机と同化して見にくいけど傾斜がついていて後ろの方が分厚い。映ってるヘッドホンはMDR-CD900STなので大体そんな感じの大きさ。