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買ってしまった。

今日は金曜日。たまに脳みその奥で鋭い頭痛が来てる感じがして厳しかったがなんとか乗り切った。

ところで今日はポケモン サン&ムーンの発売日でだった。もちろん僕も購入したのだが、同時に別のものも自分へのご褒美(笑)*1を買った。

Numark Party Mix、いわゆるDJコントローラ、DJ用のソフトウェアをインストールしてあるPCに繋げて使うものである。

買う前に少し調べたのだが、PCDJ*2用のコントローラは大きく分けて、オーディオI/Fの機能を持つもの、つまりコントローラ自身にスピーカやヘッドホンの端子をつなげられるものとそうでないものがあるらしい。後者の場合はPC自体のサウンド機能で頑張るか、別途オーディオI/Fを購入する必要がある。そしてリンクにある製品は前者であり、なおかつ1万を切る製品はこれ以外見たことが無いと楽器屋のおじさんがyoutubeで言っていた。そういう製品である。

まぁ製品の解説は良いだろう。僕はこの手のことに関しては素人だ。何故こんなものを買ってしまったのか、そして触ってみてどう感じたか、そういう話をする。

趣味でDTMをしていることは何度か日記で言及している気がするけど、まぁ相変わらずしている。どちらかというと生音方面より電子音という感じで、まぁそういう感じの曲づくりをすることもあったりする*3。そして、この手のジャンルがDJ概念と深いかかわりを持つこと、これに関しては多くの人に同意してもらえるんじゃないかなと思う。

トラックメイクができてDJもできちゃうなんて天上人も世の中にはたくさんいるようだし、なんというか興味が無くはなかったんだけれど、始めるには敷居が高いよねって思ってたところで見かけたのが先程の製品だったという話。10000円でお釣りが来る上に小さい*4ので、まぁ結局大して使わなかったらそれはそれで良いかなという感じでとりあえずポチってしまった。

そして今日いよいよ届いたので、ちゃちゃっとセットアップをしたあと、とりあえず色々触ってみた。ポチる前に解説動画を死ぬほど見ていたのでだいたいの操作は説明書を読まなくてもわかった。なんというか多分3時間くらい夢中になってずっと触って遊んでいたと思う。基本的には2つのトラックを活用して、片方をスピーカーで鳴らしてもう1つのトラックで次の曲をヘッドホンで聞くなどして準備するという所作なのだが、この2つのトラックの音量バランスを調整するつまみの特性が面白く、かつ合理的だった。何となく線形に音量が変化するような気がしてしまうのだけれど、半分までは音量が全く下がらず、残り半分で音量が下がる。つまり両端では片方のトラックの音が鳴り、真ん中では両端の音量で両方の音が出力されるようになっている。冷静になってみると確かに複数の曲を繋いだりするときのフェードイン、フェードアウトの曲線はそんな感じに描いてる気がする。

ところでDJ概念に関しては、あの人達はそもそも一体何をやっているのか、その場で1から色々リアルタイムに打ち込んでしまうのか、それとも仕込んだ有りものをただ流すだけものなのか、という点がすごく気になってとても気持ち悪かった時期があった。今は多分それはやる人次第で、好きにすれば良いのだろうという感じに僕の中では落ち着いている。やれることは多分なんでもやって良いのだ、何となく初めてDAWを触ったときを思い出した。あれも本当に大体なんでもできる代わりに導線がまるで無い初心者殺しソフトウェアだった。DJにもそういう側面があるような気がする。

その点で今回買ったNumark Party Mixは、なんでもできるわけではないが、やれることがはっきりしている感じで良い気がした。なんとなく障壁が低めで、なんとなく楽しい。僕が今後練習を重ね人前に立ったりすることはまず無いだろうが、たまに現実逃避に引きこもりながらこれを弄るのは随分良い感じがした。Party Mixなどという完全にチャラい名前がついているがこれは引きこもりにもバッチリな現実逃避アイテムという側面もあったのだ。

DTMをやる人にはこの気持ちがわかってもらえると思うのだが、DJやってる間は驚くべきことに、既存の好きな曲を聞くことができるのだ。曲を打ち込んでいたらこうはいかない、超楽しい。

*1:この表現もう死語っぽいよね。

*2:PCを用いてDJすることをこういうらしい、安直で良い。

*3:できるとは言っていない。

*4:B5ノートよりちょっと横幅出っ張るかな?という程度。