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良い日だったはず。

日曜だった。現実*1の知り合いとつながってるSNSなどを眺めていると、人生の進捗を出している各位がちょくちょくいる感じだった。中にはちょっと思ったよりびっくりする類のものもあった。現実は小説よりなんとやらとも言うが、そもそも僕から半径8000km以上遠くで起きている日常など、もはや現実かそうでないかなど見分けがつかないし、つけなくても良いのでは感もある。

昼頃、自宅の食事の在庫も尽きていたので近くのインド料理屋でテイクアウトをすることにした。お店自体は良かったのだが、結論を言えば客層が良くなかった。

一通り注文を頼み、カウンターに一番近い席で待っていると、インド人の若者に話しかけられ、このテーブルをつかってよいかと聞かれるなどした。明らかにほかのテーブルもガラガラで、ほかに行ってくれ頼むという気分だったのだが、何せ僕はテイクアウトで品を待っている感じだったので、『ちょっと待ってくれればどくよ』位の気持ちで『僕はテイクアウトだから大丈夫だよ』みたいな回答をした。

・・・すると僕のテーブルの向かいの席に座り始めた。

いやこれくらいオッケーだ、インド人はフレンドリーで距離感が近い感じの方が多い、僕はすぐここからいなくなるし、彼らも早めに座った方がエコだ*2。インド人とゆかいな仲間たち*3が増えていき、テーブルにもう1人座った、ご老人のようだった。この方が悪かった。

『なんでお前ここに座ってんだ?』などと聞いてくる。『お前こそなんで生きているんだ』などと聞きたくもなるがぐっと堪え*4、テイクアウト待ちであることを伝えると、『あっちのテーブルで待てばいいじゃないかあいてるぞ』などと仰る。このあたりで僕に最初に話しかけてきた若者が老害に何やら色々説明を始める。気まずい空気なのでもうなんというかここを離れたくなり、離席、老害様が言及したテーブルからはカウンターが見えなかったので、カウンターの前で立って待つことにした。たぶんこの店はもう来ない。

食事以外の時間は大体引きこもってギターで遊んでいた。基本は既存曲のコードをガチャガチャやっているだけなのだけれど、普通に音楽を聴くだけよりも、耳だけでなく手も動かすし、目でコードを追うからコードの遷移を強く意識する。結構学びが多いような気がして、気になった曲やフレーズのコードをギターを弾くのは好んでやっている。

もともと鍵盤を少しやっていたという設定もあるし、鍵盤でやればいいと思われがちだが、鍵盤は面白くなるまでの敷居がずいぶん高い。鍵盤はコードを押さえるだけでは全然楽しくないし、コードを白玉で押さえてメロディを弾くくらいではやっぱり面白くない。ある程度コードに動きを入れた左手に右手で旋律とときどきそのハモリを奏でる位しないとさっぱり面白くなく、これが初見でサクッとキメられるほど僕は鍵盤が弾けないのだ。その点、ギターはコードをじゃかじゃかしてるだけで楽しい*5

とにかく食事以外は大体楽しいことをやってたはずなので今日は良い日だったはずだ。

*1:???

*2:???

*3:もちろんインド人だ。

*4:とはいえこの質問は僕もなんで生きてるのか良く分からないので分が悪い。

*5:意識低い。