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ぼっち旅行 is 最高。

ぼっち旅行を終えて何だか異様に気持ち的にすっきりしている感じがある。『何が一番良かったか』と聞かれると困るのだが*1、とにかくとても良かった気がした。旅行はもちろん初めてではないのだけれど、こういう感じは初めてで、自分のことながらとても不思議だった。

思えば出張ついでに観光地に寄るような類のものを除くと、一人で泊りがけの大掛かりな旅行に行ったことは今まで一度もなかった*2。旅行の目的といえば、『観光地を巡ること』、『知人と時間を過ごすこと』、『いつもとは違うところでゆっくり過ごすこと』など色々ある*3。知人と旅行に出かけるのは、一人で旅行するのと比べて『知人と時間を過ごすこと』と他の目的を同時に達成できて、良さそうな感じがしなくもない。しかしながら、『観光地を巡ること』に関してはかなり『知人と時間を過ごすこと』と相性が悪いのではないかという気がしてきた*4。知人と観光地を巡るデメリットとしては、例えば行きたいところに行けないこと、逆に興味のないところを巡る羽目になることが容易に挙げられるだろう。でも僕が本当に厳しいと感じるのはそこではない。それは例えば、旅行中の意思決定だったりする。

『観光地を巡ること』が目的であれば、出発前に旅程はある程度詰められているだろう。それでも旅程の見直しは旅行中によく行われる。確実に行きたい場所をこなしつつ、優先度の低い観光地もできれば行く、そんな風になるように意思決定が行われていく。案外この意思決定、みんなどうでも良いと思ってるんじゃないかと思うことがある*5。そもそも議題に挙がるのは優先度が低いからで*6、だから議論は空中戦になり、『君はどうしたい?』などと言った質問が僕にまで飛んで来るのだ。本質的でない議論が生まれ、誰かが意思決定をしなければならなくなる。

さらに悪いことに、この『優先度の低い場所』は、大人数であるほど多くなりがちだ。幹事様は人間ができているので、公平性を保つため、参加者全員に行きたい場所は聞き、そしてみんなが納得行く意思決定を行わなければならないという気持ちがあるのだ*7。そして割とどうでもいいような場所にも出来る限り行き、ホテルに着く時間は遅くなる。だんだんみんな疲弊してイライラしてくる。このイライラしている状態でのコミュニケーションというのが最悪で、些細なことで更なるイライラを引き起こしてくれる。日常的にもそういうことはよくあるだろう。

色々悪い点を挙げたけれど、今まで何度も知人と観光地を巡る類の旅行はしていて、それぞれ結構楽しかったと思っている。でもそれにしたって今回のぼっち旅行は癖になりそうな快適さだった。一方で、仕事以外のコミュニケーションでも精神面でガッツリ削られているということに気づいてしまったのは(薄々わかっていたとは言え)結構ショックだった。まぁそれくらい今日は気分が良いということなのだけれど。

*1:テンプレ的な質問だが、普通の人間が普通に旅行していれば容易に答えられるものだろうか?

*2:一人で過ごすことが少ないのではなく、一人で過ごす自室が好きなだけである。

*3:もちろんこれらが誰にでも共通してメリットや目的となりうるとは言ってない。

*4:一方で『知人と時間を過ごすこと』と『いつもとは違うところでゆっくり過ごすこと』は相手にもよるが結構良いと思っている。

*5:少なくとも僕は思っていたりする。

*6:高ければ悩まず行くのだ。

*7:たとえみんな割と細かい部分はどうでも良いと思っていてもだ。